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2022.03.30

物流倉庫は立地が重要なポイント!適した立地の条件とは?

こんにちは!北海道〜東北の倉庫・工場の建設会社「戦略倉庫」の久保です。

 

物品の保管だけでなく仕分けや配送の拠点ともなる物流倉庫は、その立地が重要なポイントのひとつです。

どんな立地を選ぶかによって、業務にかかるコストや手間が左右されます。

 

そこで今回のコラムでは、物流倉庫の立地について解説。

物流倉庫の立地に対する考え方や適した条件、立地を選ぶ際に知っておくべきことなどをご紹介します。

物流倉庫

ここに目次が入ります

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物流倉庫や物流センターは立地が重要!2つの考え方とは

物流倉庫や物流センターは、仕入れた物品を保管、仕分け、出荷する、物流の拠点。

このとき、物流倉庫の立地をどこにするかは、保管コストや配送コストを左右する重要なポイントのひとつです。

 

物流倉庫の立地条件はさまざまありますが、基本としては仕入れ先に近い立地(生産立地型)か、納品先に近い立地(消費立地型)かという2つの考えをもとに立地を選びましょう。

 

生産立地型

物品の仕入れ先など調達先に近い立地を選ぶ考え方です。

 

納品先・販売先よりも仕入れ先の件数の方が多いケースで選ばれることが多く、仕入れ時の配送コスト(費用・手間・時間)を抑えて、トータルコストを下げる狙いがあります。

 

仕入れ先の多いアパレルや部材関連の卸売業者、生産者の多い農協などは生産立地型が多いです。

 

消費立地型

納品先や販売先に近い立地を選ぶ考え方です。

 

仕入れ先よりも納品先・販売先の数が多いケース、納品先からの受注~納品までの時間がタイトな業種、日持ちの少ない商品を扱うケースなどで選ばれることが多いです。

出荷・配送の手間を減らしたり、配送スケジュールを柔軟に対応したりする狙いがあります。

 

生鮮食品や日持ちがしない加工品など日配品を扱うメーカーなどが、消費立地型を選んでいるケースが多いです。

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物流倉庫の立地を選ぶ際に知っておくべきこと

物流倉庫の立地を選ぶ際には、上記で紹介した2つの考え方のほか、以下のような条件も確認し、自社の業務や扱う物品、仕入れ・納品の量や頻度などによって判断する必要があります。

  • 多くの物品を保管できる広い土地であること
  • 倉庫を建設しやすい平たい土地であること
  • 多くのトラックが通行できる交通状況であること
  • 高速道路の出入口が近いこと
  • 地価が予算内であること
  • 働く人を集めやすいエリアであること

 

また、検討している立地が工場や倉庫を建てられる地域か、都市計画法上の用途地域も事前に確認が必要です。

用途地域は全部で13種類に分けられ、物流倉庫に適した用途地域はその中の「準工業地域」「工業地域」「工業専用地域」の3つです。

 

用途地域についてはこちらのコラムでも詳しくご紹介していますのでぜひご覧くださいね。

倉庫や工場に適している用途地域とは?その定義をチェック

 

なお、倉庫の運用には、自社で倉庫を建設して営業する「自社倉庫」と、保管・入出庫・発送などを外部企業へ委託する「委託倉庫」の2つの選択肢があります。

※委託倉庫のことを指して「物流倉庫」と呼ぶこともあります。

 

自社倉庫と委託倉庫それぞれのメリット・デメリットはこちらのコラムで詳しくご紹介しています。

自社倉庫のメリット・デメリットは?委託倉庫との違いも確認!

 

それぞれの特徴、メリット・デメリットを理解して判断しましょう。

 

 

物流倉庫は立地が重要!適した立地条件を知ろう

物流倉庫はその立地によって保管コストや配送コストが大きく左右されます。

 

立地の考え方は、仕入れ先に近く仕入れコストを抑えられる「生産立地型」と、納品先に近く納品時の配送の手間を抑えられる「消費立地型」の2つがあり、自社の業務や扱う物品、仕入れ・納品の量や頻度などによって判断します。

 

そのほか、高速道路の出入り口に近い、たくさんのトラックが通行可能、地価、スタッフを集めやすいエリアなどの条件もあるでしょう。

工場や倉庫を建てられる地域か、都市計画法による用途地域についても事前に確認が必要です。

 

戦略倉庫では、約1,000通りのシミュレーションから最適なプランをご提案することで、低コストで高品質な倉庫や工場を短納期で建築可能です。

北海道や東北で倉庫・工場の建築をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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久保 大輔設計部 部長

某設計事務所にて設計監理業務に従事し、現在は内池建設にて倉庫建築をはじめ様々な建築設計に取り組んでいる毎日です。建築を楽しみながら、安心で快適、使いやすく、みんなに愛される建築を提供していきたいと思います。

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